水回りのリフォームを始めよう【まず始めにやるべきこと】 

水回りのリフォームの第一歩~費用内訳を理解しよう~

女性作業員

水回りは住宅の経年と共に劣化していきます。水回り、特にキッチンの老朽化が進むと満足に料理が作れなくなってしまいます。キッチンを含む水回り部分に老朽化が見られたら、リフォームをしましょう。そこで、気になるリフォームの内訳を紹介します。

水回りのリフォーム費用は3つに分けられる

初めてリフォームをするという方は、費用の内訳が分からなくて当然です。プロであるリフォーム業者の方に聞いてみましょう。

水回りのリフォーム主な費用は「機器代」「施工費」「雑費」の3つ(42才/リフォーム業者)

水回りのリフォームに掛かる費用は、主に3つの費用で構成されています。機器代、施工費、雑費の3つです。機器代は、蛇口や便器など、直接的な部材に掛かる費用となります。施工費は、いわば人件費です。作業者に支払う費用と言えます。雑費は古い部品の撤去費や交通費、作業の中で出たゴミの処理費などがあたります。全体の割合は、機器代が全体の約6割を占め、残りは施工費が3割、雑費が1割という感じになっています。

見積書の見方を解説~見積もり項目への理解~

キッチン工事費・取り付け工事費
キッチン工事費及び取り付け工事費などは、そのまま「キッチン工事」「取り付け工事費」などと記されるケースがほとんどです。「材工一切○万円」と記載することもありますが、これは材料費と工事費を組み合わせたものの総称です。工事をする会社によって名称が異なりますが、キッチン工事費や取り付け工事費などは、見たらすぐそれだと分かる書き方で記載されていることが多いです。
解体工事費
解体工事費に関しては、「トラック○台分」と記載されていることが多いです。解体した廃材をトラックを運ぶからです。
内装工事費
内装工事費は、全てひっくるめて「材工一式」と記載することもあれば、「下地材」「仕上げ材」などと内容に分けて記載することもあります。ただ工事範囲が広くなるとその分細かい作業項目が増えてしまうので、だいたいは「材工一式」と記載する傾向にあります。
給排水工事費
給排水工事費も、キッチン工事費や取り付け工事費同様「材工一式○万円」と記載することが多いです。主な材料である配管の単価は何百円単位と安いからです。ただ、かなり長めの配管を使用する際は、材料費を使用する長さで割り、人件費と分けて記載することもあります。
電気・ガス工事費
電気工事は作業項目が多く、またひとまとめに括るのが難しいので、「分電盤交換工事費」や「専用回路配線工事費」などと細かく記載する場合がほとんどです。ただキッチンリフォームにおけるガス工事のみだった場合、材料費と工事費を足して「材工一式」と記載する傾向にあるようです。

リフォーム箇所で費用項目を確認

水回りのリフォームは、費用項目とは別に施工する箇所で変わってきます。トイレ、お風呂、キッチンといった住宅の箇所別で費用項目の洗い出しをしておくと良いでしょう。下記サイトでは、項目別の水回りのリフォームがわかりやすく紹介されているので参考にしてみてください。

リフォーム箇所別で分かりやすいオススメサイト

リフォームプランは住んでいる場所に合わせることが大事

カタログや業者のHPを見てリフォームプランを考える前に、まずは今住んでいる場所の現状把握とリフォームが必要だと思える場所を見極めましょう。

リフォーム内容を決める前に住まいの現状を把握

リフォーム内容を決めるときに、最初に考えることはなんですか?
まずは現状把握です。特に水回りは普段目に入らない部分でトラブルを起こしている可能性もあるので、なおさら慎重にチェックする必要があります。現状が分かれば、業者の方とのやり取りがスムーズになり、何よりリフォーム後のイメージが頭に浮かぶようになります。

水回りのリフォーム、これは可能?

キッチンの移動やトイレの増設
確実にできるとは言えませんが、キッチンの移動もトイレの増設も十分可能です。一戸建て住宅であれば、キッチンの向きの変更やトイレ・浴室の増設などがある程度自由に行なえます。ただこれがマンションの場合、一戸建て住宅に比べ難しくなる可能性があるので、担当者にじっくり相談する必要があります。
IHクッキングヒーターにリフォーム
IHクッキングヒーターには100Vのものと200Vのものがありますが、近年は分電盤が100Vと200Vの両方に対応できるようになっているので、200Vのものも問題無く取り付けられます。今現在何Vの分電盤が使われているかは、電気メーターで確認できます。

必要なリフォーム内容を決めるには~住まいの現状を考慮したプラン~

住まいの現状を把握し、水回りのリフォームで可能なことが分かったら、具体的な改善点や少しでも良くしたい点などを明確にしていきましょう。

住宅のリフォーム歴・補修歴を調べておく

今現在住んでいる家のリフォーム歴及び補修歴は、過去に建物が傷めたことのある場所やそのときの補修内容を知る目安となる、とても大事なポイントです。もちろん、今回が初めてのリフォームであれば基本的にリフォーム歴も補修歴も無いのですが、もしその家に過去に住人が居た場合、歴がある可能性があります。

家族が不満に感じる点からリフォーム内容を決める

水回り部分の利用で不満に思っていることや不便に思っていることを洗いざらい出したら、リフォームすることが自ずと見えてきます。給湯器の調子が悪いでも、コンロ周りのトラブルでも何でも構いません。

キッチンで不満に感じる具体例
キッチンは使用頻度がとても多く、その分老朽化や故障などのトラブルが目立つ場所と言えます。コンロが着火しない、換気扇の機能性の低下などの経年による改善点もあれば、狭い、収納棚の位置が悪いなど元々の仕様から出た改善点もあります。
浴室・トイレで不満に感じる具体例
経年劣化によるトラブルが多い浴室やトイレも、不満点や改善点が多く出る場所です。トイレの場合、においがこもるという問題をどうにかしたい、という改善点がよく挙がる傾向にあります。浴室の場合、追い焚き機能や洗濯機置き場を設けたいという声が良く聞かれます。

こんなキッチンは嫌だ!私がリフォームを決断した理由

冷蔵庫を置くスペースが無い(40代/専業主婦)

こどもが増えたので大型の冷蔵庫を買ったのですが、その冷蔵庫を置ける場所が限られてしまい、そこに置いてから料理がしにくくなりました。一度夫と一緒にキッチンの採寸をしたのですが、やはり冷蔵庫を別の場所に置けそうもなかったので、思い切ってリフォームすることを決めました。

キッチンが自分の身長に合ってない(30代/料理研究家)

よく家で料理の勉強をするのですが、キッチンの高さが自分の身長と合っていないため、腰に負担を掛けながら料理に励んでいました。両親が建てた一戸建ての家だったので、あまり手を加えたくなかったのですが、体に限界を感じリフォームすることを決めました。一応自分でキッチンの高さや幅などの採寸を測りましたが、改めてプロの方に測りなおしてもらおうと思います。

水回りのリフォームでは採寸することで利便性が向上

水回りのリフォームプランを決める上で、「採寸を取る」という作業は欠かせません。間取りや設備の採寸を測って初めて適当なリフォームができるようになるのです。

トイレ・浴室の適正サイズ

トイレ

トイレ空間の幅は、約800mmが理想だとされています。座面の高さの理想は約400mmです。幅や高さがこれだけあれば、十分自由に動けます。ただ、車いすを使用している方と同居している場合は、なるべく車いすの高さに合わせて調整するようにしましょう。浴室の場合、洗面室(脱衣室)は1.5帖以上が理想的です。洗面台の高さは身長にもよりますが、700~850mmあれば良いでしょう。浴室の洗い場の幅は800mmが理想的な広さとなっています。

プロが行なっている体を使った簡単な採寸方法

プロの方は、採寸をするときいろいろな道具を使いますが、道具が無くても採寸をすることは可能です。自分の体を利用すれば良いのです。と言っても、身長以外で体のどこかの場所の長さを知っているという方はあまりいません。そこで、一度自分の手の大きさや歩幅などを調べてみましょう。もちろん性格な数字ではありませんが、その数字を覚えておけば、水回りの場所の採寸を大雑把に調べたいときに役立ちます。

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